2024.8.4植樹地草刈り作業
活動報告
2024年8月6日
熱中症警戒アラート「極めて危険」の中、滋賀森林インストラクター会から7名の皆さまが、林業体験活動の一環としてタネプロ植樹地の保育作業(草刈り)に来てくださったところを空撮。人がまるでニュージーランドの羊のようです笑。
繁茂したイワヒメワラビやボロギクを注意深く手刈り。
植栽木は全て無事活着し、5月に植えた時より葉の数も増え背丈も伸び、頼もしい顔つきです。
まずは、この皆伐跡地に日陰を作る役割をヌルデなどの先駆種に託し、その後、目的の樹種を数年かけて植栽していく予定です。
上空から見てもわかるように、植樹地はわずか外周100mほどの小さなエリアで、広大な山の中のほんの点にしかすぎません。それでもこのいびつな四角形(笑)の緑化には大きな意味があります。人工林皆伐跡地の広葉樹誘導の実践事例として、また、次世代を担う母樹を守り育てるという意味でも、小さくとも濃密な一点であり、このプロジェクトのために本当にたくさんの方々が時間と知恵と労力と想いを提供してくださっていることを、再認識した一日でした。