24.12.22植樹地ネット下げ作業
活動報告
2024年12月22日
積雪が30cmを超え、「そろそろ行きますか」
植樹地が近いって、素晴らしい。近場に暮らす3名のスタッフで外周の獣害ネットを下ろしに出かけました。ネットをそのまま張っておくと、積雪による荷重や沈降力によってネットに圧がかかり、ポール資材を傷めてしまう恐れがあるからです。
植栽木は雪の下。シカに見つからないといいですが、ネットを下ろしてしまうと自由に入れるため気が気でなりません。
豪雪地帯の林業は何かとハードル高い…と文句を垂れつつも、白一色に覆われた山々はまるで浄化されたように美しく、作業する手を止めてしばし見とれてしまうのです。
180cm〜の高さにあるフックにかかる紐を外すのは、なかなか難儀な作業。すでに圧がかかってネットがきつきつ。高身長の人、カモン。
作業自体は、50mネット2枚分を、30分程度/3名で終えられました。
トチの冬芽がシャキンと頼もしく、雪から顔を出しています。
カナクギノキはいつも「ガンバルゾー」とガッツポーズ。
私たちは雪で右往左往してますが、木々は当たり前の顔して冬を受け入れているようです。
寒さも雪も、この地域の冬にはなくてはならないもの。今冬も冬らしい冬が来てくれて、ほっとしています。