24.11.10森づくりを考えるセッション(実践編)植樹!
活動報告
2024年11月21日
森づくりのアドバイザーとして、滋賀・京都の各地域でご活躍のお三方、流域デザイン 代表 岩松洋氏、リトレイル 代表 西村辰也氏、やまねこ舎 代表 松本辰也氏にご協力いただき、配植設計、植栽方法、植樹地のデータ管理等々…一緒にどろんこになってくださいました。
作業時間は1時から4時まで。3時間で7ヶ所、植えました。
たったの7ヶ所。しかも18名余りの人数で。
「木を植える」って、どういうことだろう。
巣植え。一人より、三人一緒なら心強い。根が触れるぐらい引っ付いて。二人でもない、三人がいい。時には競争し、時には助け合って、命の関係性を築き伸びてゆく。そういえばほら、森で自然にタネが落ちて芽生えた時も、近くに同士がいたじゃないか。
はやくたくさん植える、等間隔に綺麗に植える、ついつい、それがいいのだと思いがちです。
いえいえ、もっとじっくり、よく観て、よく考えて、みんなで議論して、粗密があっていい、ランダムでいい、何年もかかかっていい、そういうスタンスで森づくりをしてみましょう。
いろいろと、試させてください。この地域の種で育った木々たちが、想いのある人々の手によって、どこまで精度の高い「自然」を再現できるか。
何十年か後、「たねの森」として、このエリアから多様な樹種の種子が散布され、森が広がっていくことをイメージして。